職人紹介

職人紹介

五代目 加賀 龍夫株式会社カガセイフン 会長/品質管理責任者

五代目 加賀 龍夫

1日のほとんどを石臼と機械とともに過ごし、製品の製造・開発・提案すべてにおいて携わっています。

そば粉の原料である玄そばの仕入れと保存管理、石臼で挽く前の玄そば・抜き実の準備など、全工程を取り仕切っています。

製造終了後は石臼や機械のメンテナンス(掃除、目立て、油差しなど)を黙々とこなし、次の始動時の状態を見て満足するという、根っからの職人気質な五代目です。

休日は、スクーターに乗りツーリング(?)をしたり、軽ワゴン車でお客様に顔を出したりと、なかなかタフでパワフルな過ごし方をしています。

福井県の銘酒「越前岬」と「かりんとう」をこよなく愛す、甘辛党の社長です。

» ブログ:「蕎麦粉は人生」 http://soba1.com/kona/

六代目 加賀 健太郎株式会社カガセイフン 代表取締役社長/オンラインショップ店長、石臼製粉担当

六代目 加賀 健太郎

幼少の頃より先代(祖父)とともに行動し「じいちゃんそっくり!」な孫と評判がたつほどでした。日々、石臼で粉を挽く音を聞いて育ち、石臼が摩耗して少しずつ目減りしていくのを横目にとっても大きくなりました。

金沢の大学で情報処理学を学びながら飲食店で仕事し、調理師免許を取得。その後、地元に戻り家業であるそば粉製粉業に就きました。本人の机もない狭い事務所の一角でパソコン一台からWebショップを立ち上げました。2005年より本格的にインターネット通販を開始し、福井県産そばの美味しさを全国に伝えたいと日々努力しています。

「平成21年に結婚。お嫁さんと二人三脚でウエブサイトの作業や、メールの対応など、親世代ではまかなえない部分を担当してくれています。現在はネット通販に関する講演の依頼も受けています。後継者として頼もしい限りです」(母談)。

» ブログ:「六代目の粉奈屋日記」 http://www.kaga-seifun.com/sobako/

おかみ 加賀 扶美代株式会社カガセイフン 取締役/経理、総務 受注管理責任者

加賀 扶美代

ご注文の受付、顧客情報の管理、製粉工程管理、製品の品質管理、そば粉テイスティングを一手に担う司令塔です。

「そば粉全般に対する姿勢が素晴らしく、品質が変わると社長よりもやかましいです。

忙しくなるときも、周囲への気配りがあり、ほど良い緊張感を与え、潤滑要素としても一役かっています」(六代目談)。

「月末月始めの事務作業中は、なかなかにストレスを抱えてしまうことが多く、周りに迷惑をかけていることと思っています。ゴメンナサイ」(本人談)

» ブログ:「石臼で挽く越前蕎麦が大好きなおかみ」 http://soba1.com/echizen/

加賀 みずえオンラインショップお客様対応担当、オンラインショップのご注文受付、顧客情報管理、出荷管理、Web制作担当

加賀 みずえ

六代目のヨメです。関西から福井に移り住んできました。福井のことも、そば粉のこともまだまだ知らないことがいっぱいですが、これからも、よそものの目でいろんな発見をしたいと思っています。どうぞお手柔らかにお願いします。

野坂 泰弘製造、配達担当

野坂 泰弘

子どものころから蕎麦が好きです。福井県を代表するそば粉をつくれるよう、日々精進しています。好きな蕎麦は、ざる蕎麦です。蕎麦の喉ごしを堪能できるところがたまりません。皮ごとひいた黒っぽい蕎麦をざるでいただくのが好きです。

石臼さん

【越前】担当

この地に移転したときに、新臼として入社してきた彼ですが、すでに21年が経ちました。円熟に域に達している石臼のひとりです。福井県産の玄そばを丸ごと挽くのが得意で、旨味も香りにも立派な粉にしてくれます。

【水仙】担当

カガセイフンで一番新しく入社した新参臼です。といっても設置される前、10数年は寝ていました。抜き実をかけるとナッツのような香りが立ち、しっとりと手にまとわりつく良い状態の白い粉が挽けます。

【奥越】担当

カガセイフン唯一のオールマイティ石臼さんです。粗くも細かくも出来る、何でも挽いてしまう方です。【奥越】よりも粗い極粗挽き粉が人気となり、彼が担当です。そば打ち人に技術が必要ではありますが…。

【吉峰】担当

実は6年ほど前だったら外されていた石臼さんです。どう手入れしてもしっとりとした粉が挽けなかったのですが、近年、粗挽きそば粉を求める時代が到来!一躍脚光を浴びる石臼となりました。透明感のある麺の中に、プツプツと浮かび上がる蕎麦の実、なんとも綺麗な蕎麦が打てる「そば粉」を出せるのは、この石臼だけ!

【一乗】担当

【吉峰】と同じ石臼さんで挽きますが、ひと手間かかるんです。【一乗】は、おかみがこの石臼に付きっきりで挽いて仕上げるため、おかみがそばにいないということを聞かない甘えん坊です。1日に生産できる量が限られており、まさにおかみが“身を粉にして”生んでいます。